梅干しの豆知識

一日一粒の健康習慣で便秘もスッキリ!


「便秘」は、胃腸での消化・吸収がスムーズに行われていないのが原因です。
便秘がちになると、ニキビや吹き出物などのお肌のトラブルの原因にも。
梅干には胃腸の働きを活発にする効果をはじめ、殺菌作用も促してくれるので、便秘がちな方には最良の食品です。
また、カラダの中の細菌は酸に弱いので、梅に含まれる「クエン酸」が細菌を退治し、腹痛なども抑えてくれます。
さらに、梅に含まれる「クエン酸」や「リンゴ酸」、「コハク酸」などの有機酸の整腸作用によって、新陳代謝を促し、悪玉菌の働きを抑制します。
これら有機酸の効果でお腹の調子が整えられ、便秘はもちろん下痢も抑えてくれると言われています。

梅が持つ抗菌パワー!完熟梅でさらにアップ!


梅干による抗菌作用を促す成分は「クエン酸」と「ベンズアルデヒド」という成分。
クエン酸は梅の実が熟成するにしたがってその量を増やすので、完熟した梅の実を原料にした梅干のほうが抗菌作用の働きが強くなると言えます。
ベンズアルデヒドは、青梅の時に含まれていた青酸成分の「アミグダリン」が、梅干になる過程で変化する抗菌成分です。
クエン酸とベンズアルデヒドで抗菌パワーがさらに強くなります。
さらに、梅干を食べると体内の胆汁が多く出るようになり、抗菌作用との相乗効果で食中毒などを抑制すると言われています。

活性酵素を消すカタラーゼ!

梅干を食べた時に出る唾液に含まれる酵素の一つが「カタラーゼ」。
カタラーゼには、老化やガンの原因になると言われている活性酸素の「過酸化水素」を消してくれる働きがあると言われています。

クエン酸で疲労回復!


筋肉や肝臓に蓄えられている「グリコーゲン」。
このグリコーゲンが少なくなってくると、筋肉疲労を感じたり、カラダ全体が疲れた状態になり、頑張りがきかなくなってきます。
そんな疲労を回復させ持久力を高めるには、グリコーゲンの量をもとに戻してあげることが一番です。
グリコーゲンの回復を促してくれると言われているのが、梅干に含まれる「クエン酸」です。


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